Android アプリの Google チャットユーザーはお気づきかもしれませんが、先月末に発表されている Google チャットのホーム画面やナビゲーションメニューの再設計された新しいデザインが展開されはじめています。
以前までは下部メニューに[チャット]と[スペース]のみ、それの右上側に[新規作成]のボタンがあるだけでしたが、新しいデザインではこれらがフローティングアクションボタン(FAB)へと置き換えられ、さらに[ホーム]と[名前リンク付きメッセージ]が追加されました。
ホーム画面では直近で通知を受け取ったダイレクトメッセージやスペースのチャットが表示され、未読のみをフィルターすることでスルーしづらく、以前よりもメッセージを確認しやすくなったことは大きなメリットです。この変更はスタンドアロンのGoogle チャットだけでなくGmailにも反映されていますが、こちらで見るとFABの下にメールとチャットの切り替えが表示されてしまうので若干窮屈に感じます。
新しいデザイン自体はGoogle チャットアプリで使ってみると結構便利でしたが、Gmailで使うと微妙な窮屈さが気になります。これは慣れの問題もあるかもしれませんが、チャットを常用しているユーザーであればスタンドアロンアプリを使うほうが良さそうです。
この再設計はWebとiOSのGoogle チャットとGmailにも展開されていますが、Androidも徐々に新しいデザインへと変更されています。筆者は個人のGmailアカウントとメイン・サブの Google Workspace アカウントとも表示されましたが、先日作成したばかりの新しい Google Workspaceアカウントではまだ反映されていませんでした。