Google は Bard 試験運用版の最新情報を更新し、英語だけでなく日本語でも Bard を使用して Google アプリやサービスの情報にアクセスして取得する拡張機能を利用できるようになったことを発表しました。
Bard の拡張機能を利用することで、YouTube、Google ホテル、Google フライト、Google マップからリアルタイムに情報取得できるようになります。さらに Gmail、Google ドキュメント、Googleドライブからも情報を取得して、コンテンツから検索できたり、概要を作成したり、回答を得ることも可能になりました。
ただし、この機能は個人の Google アカウントでの利用になるため、Google Workspace アカウントでは利用できません。Bardの拡張機能へのアクセスは上部メニューに表示されます。拡張機能のページでは、Bardがアクセスできるアプリとサービスを選択することが可能です。
実際にいくつかの例が表示されていますが、例えばドキュメント等を要約したいときには｢ドキュメントやPDFのファイル名 + ◯◯◯して｣のように指示することでファイルの内容をまとめてくれます。ただ、Google Workspace のファイルURLを貼っても直接アクセスすることができないと言われるため、毎回ファイル名を指定したりコンテンツをチャットに貼り付けるなどの操作が必要になります。
このあたりは実際に使ってみるほうが早いと思います。容量のあるファイルの概要をまとめたいときなどには便利です。スプレッドシートとスライドは対象外(ドキュメントのみ)なので、気をつけてください。
