Google は Android タブレットのエコシステムの一つとして、プレミアムなタブレットで Chrome ブラウザを使うときに、表示方法がデスクトップモードをデフォルトで有効にしたことを発表しました。
この変更に関して Google のブログ投稿によれば、 Android タブレットではより大型で高性能なデバイスが普及するにつれ、多くの場合でパソコン向けウェブサイトを表示するほうがモバイルサイトよりもエクスペリエンスが優れているためとしています。一方で、小さな画面と低RAM容量のデバイス向けに設計されているモバイルサイトでは、大画面向けの機能が必ずしも利用されているとは限らないため、あくまでもプレミアムなタブレットのみでデスクトップモードをデフォルトで有効にするとしています。
ここで定義されているプレミアムタブレットとは、ディスプレイが10インチ以上、RAMが8GBRAM以上のデバイスを示しており、これらを満たすデバイスではChromeブラウザでサイトにアクセスしたとき、デフォルトでパソコン版サイトが表示されるようになります。
この要件は、Google Pixel Table や Samsung Galaxy Tab S9 シリーズといったハイエンドに限らず、RAMとディスプレイがそれ以上であればどのデバイスでもデフォルトになります。とは言え、デスクトップモードにしたくない場合には引き続きChromeの[サイト設定]からモバイルサイトの利用に切り替えることができます。
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