YouTube が一部の Firefox ユーザーの動画読み込み速度を遅くさせていると報告

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ここ最近、YouTubeは広告ブロッカーをブロックし、ユーザーにYouTube Premiumへの課金を促すなど、収益化に向けた取り組みを続けています。とは言え、これ自体はクリエイターへの支払いをカバーするためと捉えれば仕方ないことだと思います。一方、新たにYouTubeがFirefoxおよびEdgeの一部ユーザーに対して、YouTubeの読み込み速度を遅延させ始めている可能性が報告されています。

この問題はRedditユーザーが多数報告しており、そのうち vk6_1 が共有した動画ではMozilla FirefoxでYouTubeの動画を読み込むときに約5秒の遅延が発生していますが、ブラウザのユーザーエージェントを手動でChromeに変更すると5秒の遅延がなくなることを報告しています。また、遅延自体は一度だけではなく、YouTubeのリンクが新しいタブで開くたびに起こることも伝えられています。

これはFirefoxのバグなどではなく、YouTubeのJavascriptには5秒の遅延を追加するコードが含まれていることを別のユーザーが報告しました。ただし、これはブラウザやユーザーエージェントに関係なく広告ブロッカーが導入されているユーザーに対して発生している可能性も指摘されています。

ひとまず筆者もFirefoxとEdgeを試してみましたが、特に動作が遅れるといった印象はありませんでした。ただし、複数のユーザーが報告していることからアカウントなど何らかの条件によって発生する可能性があると思われます。

Googleが意図的に速度を下げるということは十分にありそうですが、特定のブラウザだけをターゲットにするということではなく広告ブロッカー絡みの変更のように思えます。いずれにしても全ユーザーが影響を受けているわけではないことやGoogleから正式なコメントはないため、要因や実際のところどうなっているかはわかりません。

via Android Authority

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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