2021年に Google は Fitbit を買収しており、本来であればより多くのユーザーに届いていくべきですが、Googleは十数の市場において Fitbit デバイスを撤退させていることが確認されました。
Google は先月もアジアとヨーロッパの一部の市場において Fitbit デバイスを撤退させることを認めていますが、さらにラテンアメリカや中東、南アフリカなどからも撤退することが明らかになっています。
なお、Google がこの撤退に関して、Pixelデバイスが利用可能な地域に近づけるためであるとしています。とは言え、南アフリカではPixelスマートフォンはリリースされたことがなく、ヨーロッパですでに撤退している国のほとんどは Google ストアが存在していません。そのため、Fitbitデバイスが撤退してもいずれGoogleが進出すれば再び登場する可能性はあります。
いずれにしてもFitbitが撤退する一部の市場では、それ以外の代替デバイスを探す必要が出てきます。ちなみに少なくとも日本市場に関しては安心できますが、撤退よりも前にリリースされていないデバイスもいくつかある(以前のPixelbookやNest WiFi Proのような)ので、そういうデバイスの発売に期待したいですね。