Chromebook Plus の名称を先に利用していた Samsung も新しいハードウェア基準となる「Chromebook Plus」デバイスを開発している可能性については前回の記事でお伝えしています。今回はその新しい Samsung Chromebook Plus デバイスには、USIペンもしくはSペンのような独自のスタイラスペンが搭載される可能性が報告されました。
現在 Samsungが開発に取り組んでいるとみられる Chromebook Plus デバイスは「Pirrha」と呼ばれており、ここ数日でいくつかの開発中の情報が確認され、そのうち一つにスタイラスペンに関する内容が含まれており、ポイントになるのはUSIペンのサポートだけではなく独自のペンもサポートしているように見えることです。
この発見は Chrome Unboxed によるもので、Chromium Gerrit のコード変更から独自のペンをサポートする可能性があることを報告しています。
どのようなペンになるかの詳細はわかりませんが、少なくともUSIペンなどのオプションだけでなくさらに別のペンにも対応させようとしているように見えます。
「Pirrha」が仮にSamsungのデバイスだとすれば、USIペンにも対応しつつ「Galaxy Chromebook」などのように本体収納式のペンになる可能性は十分にあると思います。元を辿れば本家「Samsung Chromebook Plus」にも本体収納式スタイラスペン(当時はEMR)が搭載されていました。
どのようなデバイスになるにせよ、新しいハードウェア基準の「Chromebook Plus」というカテゴリで復活することになるため、「Galaxy Chromebook」や「Samsung Chromebook Plus / Pro」のような名機となる可能性が期待できます。
とは言え、これまでの傾向から日本市場でリリースされる可能性はあまり高くないと予想していますので、入手に難ありな状況になりそうなのが残念です。
via Chrome Unboxed