Google は Android の折りたたみ式スマートフォンやタブレットなど、大画面のデバイス向けに最適化されている一部の生産性向上アプリを公式ブログで紹介しました。。先月は同様のデバイスに最適化された動画配信サービスなどのストリーミングアプリの紹介も掲載しています。
今回は生産性向上のためのアプリが7つ紹介されており、Google のアプリだけでなくサードパーティーのお馴染みのアプリも含まれています。
まず最初にGoogleのアプリから2つ、Gmail と Google ドキュメントでタブレットや折りたたみ式スマートフォンで Google Workspace アプリ全体的に使いやすさが改善されたことを紹介しています。
例えば Gmail では記事の一覧とメール本文を左右に分割して表示できることや、メール本文にあるリンクをクリックするとメールが左半分に移動して右半分にブラウザが表示されるようになります。Google ドキュメントは、書式設定ツールバーの見直しやカーソル表示、デバイスが物理キーボードに接続されていない場合に1タップで仮想キーボードが表示できるようになりました。
残りの5つはサードパーティーのアプリで、Zoom、Adobe Acrobat Reader、Dropbox、Evernote、Todoistが紹介されています。いずれも対応の早かったアプリですね。
Zoomはテーブルトップモードで画面の上半分にビデオ、下半分に会議コントロールが表示されること、Acrobat Reader は画面分割モードに対応し、別のアプリからPDFファイルをドラッグアンドドロップしてAcrobatで読み込めたり、2つのPDFドキュメントを開くことができるようになりました。
Dropboxも大画面向けにアプリのサイズが自動的に変更され、外部マウスやキーボードをサポートするようになっています。Evernoteは横向きモードで使用しているときにはPCと同じ2ペインレイアウトで表示されること、ウィジェットのレイアウトを更新しています。最後にTodoistも大画面デバイスで2ペインレイアウトに対応しました。
日本でもユーザーの多いアプリだと思いますが、どのアプリもタブレットや折りたたみ式スマートフォンでの操作性の改善と機能の追加が行われています。PC版やWeb版よりも制限があることも多いですが、こういった改善が継続していき遜色ない使い勝手になってくれると嬉しいですね。あとはChromeOS向けにアプリを最適化もしくはWeb版の拡充を期待したいところ。
Source Google