Google は Google チャットのスペースを一括で削除できるようにする「スペース管理ツール」の提供を発表しました。これを使うことで管理者が組織内の複数のスペースを一度に削除できるようになり、手間を大きく減らすことができます。
長くGoogle チャットを使っている組織では、ユーザーが不在になったスペースや非アクティブなスペースも多数存在すると思いますが、これまでは一つずつ削除していく必要がありました。また、過去のスペースでユーザー不在になって削除できなくなってしまったスペースもあると思います。
しかし、新しい機能を使うことで不要なスペースを一括削除できるため、管理者側はかなり楽になります。
ツール内ではメンバー数や最後のアクティビティなどに基づいて並び替えることができ、複数のスペースにチェックを入れてワンクリックで削除できるようになっています。
スペース管理ツールには、特権管理者がデフォルトでアクセスできるようになっており、それ以外の管理者は権限が必要になります。この機能は管理コンソールから利用でき、[アプリ] > [Google Workspace] > [Google チャットの設定] > [スペースの管理]から設定します。
スペースの管理ツールは即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で2023年10月17日から段階的に展開され、最大15日かけて公開されます。
利用可能なアカウントは、Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Frontline、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Teaching & Learning upgrade、Education Plus となっています。
サポートページは日本語になっていますので、詳細については以下のヘルプをご確認ください。
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