Google が今年6月に紹介し、先月改めて発表している Google ウォレットに関するいくつかの機能ですが、最近のアップデートによって少しずつ導入され始めています。これらのうち1つは支払完了時に表示されるアニメーションを無効にできるもの、もう1つは物理パスをデジタル化できる機能です。
最初にアニメーションについてですが、これはウォレットを使って支払いやパスを使用をすると、完了時に表示されるアニメーションのことです。特に何か意味があるわけではないので、気になるユーザーが無効にできるオプションが追加されました。有効・無効の切り替えは、ウォレットアプリのプロフィールアイコンから[設定]に表示される[完了時のアニメーション]で設定します。
筆者は「Pixel Fold」で設定が表示されるようになっていましたが、「Pixel 8 Pro」ではまだ表示されていません。アカウントが前者が個人、後者がGoogle Workspaceという違いがあるかもしれませんが、少なくともまだ完全には展開されていないようです。
もう一方は、6月から発表されていたQRコードやバーコードを写真で撮影してパスに追加するという機能で、これも一部のユーザーに表示されはじめているようです。さらに一部の国とデバイスでは、IDカードの表示も追加されました。
残念ながらこちらの機能はまだ筆者のデバイスに展開されておらず確認ができていません。物理ポイントカードを置き換えられるようになればさらに便利なんですが、日本(特に田舎)だとそもそもQRやバーコードのあるカード自体も少ないのであまり活用の場がなさそうなのは残念。
via 9to5Google