Google は Android 14 の安定版を一般にリリースしたばかりですが、ベータプログラム参加者向けに 今後の四半期ごとのアップデート(QPR)の次のベータ版となる Android 14 QPR1 Beta 2 が、Pixel デバイス ユーザーにリリースしたことを発表しました。
以前のビルドと同様に、Google は Pixel 5a、Pixel 6 / 6 Pro、Pixel 6a、Pixel 7 / 7 Pro、Pixel 7a、Pixel Fold、Pixel Tablet のベータプログラムユーザーに向けて展開されます。
このアップデートは Android 14 QPR1 Beta 2 ( U1B2.230922.006 ) で、最新のバグ修正とパフォーマンスと安定性の最適化が含まれています。RedditへのGoogle公式アカウントの投稿によれば、修正には次のようなものがあります。
- デバイスをペアリングした後、ユーザーがシステムのBluetooth設定にアクセスすると、設定アプリがクラッシュすることがある問題を修正しました。
- 一部のデバイスで、スクロールアニメーションが途切れたり、一時停止したりすることがある問題を修正しました。
- システムの安定性とパフォーマンスに影響を与えていた様々な問題を修正しました。
リリースノートを確認すると、Android 14 QPR1 Beta 2 ではまだ修正されていない既知の問題がいくつか残されています。これらの問題には、SIMカードを交換したユーザーがプロバイダーに接続できくなることや、上部UIのバッテリーのパーセンテージインジケーターが一時的に0%と表示されることがあります。
今回も Google はユーザーがOTAアップデートを受信するまでにデバイスに最大24時間の猶予があることを伝えています。より早く受信したい場合には、手動でシステムアップデートを行うことでベータのアップデートを受け取ることができます。
もし対象となるデバイスを持っていて、ベータプログラムに登録していないユーザーかつ興味がある場合には、Android ベータプログラムから登録することで Android 14 QPR1 Beta 2 を試すことができます。ただし、登録する前には必ず注意事項(登録の前に)を読み、納得した上で行ってください。
Android 14 のリリースはわずかに遅れたものの、2回目のベータ版へとうまく繋がっていることを考えると12月の四半期ごとのリリースは予定どおりに進んでいるようです。