Google 傘下となった Fitbit が今年リリースすると思われる新しいウェアラブルデバイスは「Fitbit Charge 6」になると予想されていますが、「Fitbit Charge 6」には物理ボタンといくつかのGoogleアプリとサービスを利用可能になることが報告されました。
この情報は 9to5Google が関係者から入手したもので、「Fitbit Charge 6」の本体左側面には物理ボタンが追加されるとしています。ただ、見た目はボタンが追加される以外、「Charge 5」と全く同じであるようです。
これまで「Charge 3 / 4」では、押したときに触覚フィードバックを提供する感知ボタンを利用しましたが、「Charge 5」ではタップとスワイプで操作する方法に代わっています。しかし、新しい「Charge 6」では「Sense 2」や「Versa 4」と同様に、どの画面を見ていても一気にホーム画面に戻ったり、画面のスリープを解除できる物理ボタンに戻ります。
さらに今回の報告では、「Fitbit Charge 6」は YouTube Music と Google マップ が統合されることも伝えています。詳細は不明ですが、Googleマップの場合、おそらく目的地までのナビゲーションが表示されたり、事前に登録してある住所へのナビを本体から開始できるようになると思われます。
なお、「Charge 6」でもFitbit UIに大きな変更はなく、アプリは左右スワイプで確認でき、上から下にスワイプしてクイック設定、下から上にスワイプして心拍数や睡眠時間、日付などの[今日]のビューが表示されます。
現行の「Fitbit Charge 5」は2021年9月に発売されており、他のFitbitウェアラブルデバイスと同様に2年のリリースサイクルとなっています。すでに米国FCCを通過していることを考えると、「Fitbit Charge 6」の発表は年内に行われる可能性は非常に高いと思われます。
Source 9to5Google