Google は Chromebook のシェルフにカレンダーだけでなく Google Todo リスト (Google Tasks) を統合する取り組みを行っていることはすでに報告されており、 ChromeOS 118 Canary ではすでにフラグを有効にすることでこれを試すことができます。
今回、ChromeOS 117 Betaでも同様のフラグを有効にすることで Google Todo リスト ウィジェットがシェルフの日付(Googleカレンダーを表示できる)に統合されることが About Chromebooks より報告されました。
方ChromeOS 117 Beta で Google Todo リストのウィジェットを有効にするためには、フラグ Glanceables ( #glanceables-v2 ) を有効にする必要があります。再起動したあと、シェルフ右端にある日付の部分をクリックすると、カレンダーウィジェットの上にGoogle Todo リストが表示されるようになります。
現時点ではタスクのみを表示させるようなオプションやGoogle Todo リストにタスクを追加する方法がなく、表示させて完了させることのみができます。なお、リマインダーの日付は表示されますが、時間は表示されていません。
タスクが1つもないリストを選ぶと、[新しいタスクを追加]というボタンが表示されており、これをクリックすると、Web上のGoogleカレンダーにTodoリストのサイドパネルを開いた状態で飛ばされます。
新しいタスクが追加できない、ウィジェット上から再編集できない(タスク名変更やリマインダーの設定等)といった細かい問題はありますが、タスクを表示して完了させるという基本動作は問題なく行うことができます。
ChromeOS 118 で実装されると予想されていましたが、最低限の機能であればChromeOS 117 Betaでも動作していますので、もしかしたら早い段階でStableに到着するかもしれません。
Source About Chromebooks