昨年6月からGoogleはドキュメントで電子署名を利用する機能のアルファテストを開始していますが、ついにドキュメントとドライブにおいて、一部のWorkspaceユーザーを対象としてベータ版の提供を開始したことを発表しました。
この電子署名機能により、アプリやタブを切り替えることなく、Googleドライブから直接契約書に署名できるようになります。署名のリクエストや保留中の署名ステータスの確認、リクエストごとに契約書の新しいコピーを作成して複数の電子署名リクエストの開始ができるようになります。
また、今年後半には、完了したすべての契約書には自動的に監査証跡レポートが含まれ、複数のユーザーに署名を要求する機能やGmail以外のユーザーに電子署名をリクエストする機能、ドライブに保存されているPDFファイルで電子署名を開始する機能を導入する予定としています。
この電子署名は、一部のGoogle Workspace エディションでベータ版として利用できますが、Workspace Individual ユーザーは利用申込などを必要としないオープンベータとして、2023年8月8日から最大15日かけて段階的にロールアウトされます。
それ以外のGoogle Workspace Business Standard, Business Plus, Enterprise Starter, Enterprise Standard, Enterprise Plus, Enterprise Essentials, Enterprise Essentials Plus, Education Plus, Nonprofits を利用しているユーザーは、今後数週間にわたりベータ版の利用登録フォームから申し込むことで利用できるようになります。
詳細については、Google Workspace Updates をご確認ください。