これまでGoogle ドキュメントには非印刷文字やコンテンツ構成など、書式設定に関するオプションが追加されていますが、新たにページモードに設定されているドキュメントに「行番号」を表示するオプションが追加されました。
この数値はドキュメント内の各行で自動的に計算され、ドキュメント全体、ページ、もしくは特定のセクションに対して表示させることができます。また、これら行番号は印刷時にそのまま印刷することができます。
この機能によって、長いコンテンツや複雑なコンテンツにおいて他のユーザーと共同で作業する場合や、特定のコンテンツの位置を参照したい場合などに簡単に把握することができるようになります。
行番号を使用するために管理者側で特にやることはなく、ユーザーがドキュメントでコンテンツを追加したあと、[ツール] > [行番号] > [行番号を表示]を選択することで、行番号を表示させるモードに切り替わり、ドキュメントのどの部分に番号を適用するかを選択できます。
機能の展開は即時リリースドメインが2023年7月24日から最大15日かけて、計画的リリースドメインは8月7日から最大15日かけて行われます。すべてのGoogle Workspaceユーザーと個人のGoogleアカウントを持つユーザーが利用可能です。