Google Workspace Enterprise 以外でも App Sheet のCoreプランが含まれるようになります

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Google Workspace には、ノーコードで手軽にカスタムアプリケーションを作成できる「App Sheet」というサービスが含まれていますが、これまですべての機能を使うためにはGoogle Workspace Enterprise アカウントである必要があったものを、それ以外の有料Workspaceアカウントでも追加料金なしで利用できるようになることが発表されました。

現在のApp Sheet はアプリを作成することは無料でも行えますが、作成したアプリを他のユーザーに共有したり、NFCやセキュリティ管理などの高度な機能を使うためには追加ライセンスが必要になります。ライセンスのプランは無料とStarter、Coreという3つがありますが、ドメイン認証済みのEnterpriseアカウントにはApp Sheet Core ライセンスが組み込まれています。

これが今回の更新によって、Enterpriseアカウント以外のGoogle Workspace エディションにもApp Sheet Core ライセンスが組み込まれるようになるため、以下のアカウントでも追加費用・制限なく利用することができるようになります。

  • Business Starter, Standard, and Plus
  • Enterprise Starter and Standard
  • Frontline Starter and Standard
  • Non-profits
  • Education Standard

そのため、現在App Sheet Coreライセンスの料金を支払っている場合には、手動でキャンセルする必要があります。影響を受ける場合には、今後数週間以内にGoogleから詳細情報と次のステップを記載したメールが届くとしています。

なお、管理者はGoogle Workspace 管理コンソールのコアライセンスセキュリティ設定を利用して、アプリのデータを外部に共有するかといったコントロールすることができます。

この変更は即時リリース・計画的リリースドメインとも2023年7月25日から展開され、15日以上かかる場合もあります。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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