AppleはChrome拡張機能の「iCloud Passwords」を更新し、MacでChromeブラウザ等を利用している場合でも、iCloudに保存されているパスワードを直接取得できる機能を追加しました。これによって、Safariを開いたりiCloudのパスワードを別のパスワードマネージャに移行させる必要がなくなります。
この機能は、Appleのソフトウェア・エンジニアリングマネージャーのRicky Mondello氏が新機能に関するツイートしたことで明らかになりました。また、Chrome拡張機能ではパスワードとワンタイムコードを自動入力したり、新しいパスワードを保存したり、QRコードを右クリックしてコードジェネレータを設定することもできます。
なお、この拡張機能はChromeブラウザだけでなく、Microsoft Edgeやその他のChromiumベースのブラウザで利用することができます。Chrome以外は後に自動入力機能が追加サれる予定となっています。
新機能を試したい場合には、新しいmacOS Sonoma パブリックベータ版をインストールする必要があり、当然ながらバグに合う可能性もあるため、業務用端末や普段使いしているMacではリスクが高まります。そのため、手軽にベータを試せる環境でなければ、正式に実装されるまで待つ方が良いですね。