Google One VPN のアップデートによって、デフォルトのIPアドレスがユーザーの住んでいる地域のIPアドレスを参照するように変更したことが発表されました。
より広範なものからローカルに変更されることで、アプリやサイトの位置情報をベースにしたユーザーエクスペリエンスを向上させる狙いがあります。これによって、例えばGoogle One VPNをオンにしていたとき天気予報アプリなどが関係のない地域を示していたような状態でもより近い地域を参照するようになります。
なお、この変更によってネットワークプロバイダやウェブサイトにユーザーの実際のIPアドレスや正確な現在地は知らされることはなく、引き続き安全なネットワーク接続が提供されることを伝えています。
この設定はデフォルトになっただけで、以前のように｢より広範な地域のIPアドレスを使用する｣ように戻すこともできます。新しい設定は、Android、iOS、Mac、WindowsのGoogle Oneアプリに表示されますが、まだ展開されていないようです。
また、このデフォルト設定の更新は2023年7月29日から展開され、Google Oneユーザーはすでにメールで通知が届いていると思いますので、詳細はそちらで確認してみてください。
ちなみにChromebookでGoogle One VPNを使う方法は以下の記事を参照してください。
