Fitbitが新たに申請した特許から、光電脈波計(PPG)の技術を利用して心臓の健康状態をモニタリングする技術の開発を進めており、ユーザーの動脈硬化などをウェアラブルデバイスで測定できる可能性があることが示されました。
また、Gadget & Wearablesによれば手首に装着したデバイスから血圧測定などにも利用できる可能性があることを伝えています。
このほかに特許に関する情報として、Fitbitの新しいウェアラブルの構造や慣性センサー、PPGセンサー、いくつかのCPUなどが含まれており、持久力トレーニングや体力トレーニングといった複数の場面で使用されることを想定しており、ユーザーが眠っているか、仕事をしているか、座っているかといった場面の想定も含まれているとしています。
技術的な詳細は省きますが、少なくともFitbitは新しいセンサーと技術を導入し、測定項目を増やしてウェルネス機能の強化する狙いがあるようです。
これらの技術がどのタイミングで追加されるかは不明ですが、これまでの噂などからVersaとSenseの次世代モデルだけでなくGoogle Pixel Watchにも導入される可能性があります。
とはいえ、日本国内では心電図機能も含めて医療領域の測定を一般ユーザーが行うことができないため、Fitbitデバイスなどに導入されたとしても利用できない可能性は高いことが残念です。
Source Gadget & Wearables via Android Central