Android デバイスには「ニアバイ シェア (Nearby Share)」と言うAppleのAirDropに似た機能が追加されており、現在でも少しずつ改善が進められています。今年の初めにWindowsのサポートが追加され、AndroidデバイスとPCの間でもファイルを簡単に共有できるようになりました。
今回、さらにアップデートが展開されており、デバイスがスリープ(ディスプレイがオフになっている)状態でもデバイスにファイルを送信できる機能が追加されています。
これまでのニアバイ シェアでは、画面がオンになっていてロックが解除されているデバイスのみが送信リストに表示されていました。これは受信側のバッテリー消費を節約するために、ロックを解除している(使用している)状態でのみ受け取るように設定されていたからのようです。
しかし最近になって、ニアバイ シェアが画面がオフになっているデバイスでも送信リストに表示されるようになっていたことが報告されています。また、画面がオフになっているデバイスの場合、同じGoogleアカウントでログインしているデバイスにのみ表示されるようです。そのため、別のGoogleアカウントでログインしているAndroidデバイスは画面がオフの場合には表示されません。
大きな変更ではありませんが、ファイルを送信するために受信側のデバイスを触らずに済むようになるため、ニアバイシェアがより使いやすくなると思います。とは言え、まだ安定しないとかリストになかなか表示されないといった問題もありますので、今後の改善に期待ですね。
Source Android Authority