Google カレンダーの予約ページが無料アカウントでも利用可能に。Gmailとの新たな連携など新機能が登場

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Googleは公式ブログにて、Google カレンダーの予約ページ機能を無料アカウントでも利用可能になったことや有料アカウントにおける新機能、カレンダーの空き状況をGmailで直接共有できるようになるなどGmail周りの新機能も発表しました。

目次

Google カレンダーの新機能

まずGoogleカレンダーに関してですが、2021年にGoogle Workspace Individualでカレンダーの予約スケジュール機能が使えるようになりました。そして、本日から個人のGoogleアカウントを含む全てのユーザーが、Googleカレンダーの予約ページを作成できるようになりました。

ただし、無料ユーザーの場合は1つの予約ページのみの作成となります。無制限の予約ページ作成や予約者への自動リマインダーメール、複数のカレンダーの空き状況を確認といった機能を使いたい場合は、Google Workspace サブスクリプションもしくはGoogle One プレミアムプランに加入する必要があります。

またカレンダーと予約に関する新機能では、顧客からの支払いを簡単に管理するためにGoogleカレンダーにStripeを統合できるようになりました。これによって予約スケジュールを作成して価格を設定するときに、Stripeのアカウントとリンクさせるだけで完了します。

これによって請求作業や管理の手間が大きく削減することができます。この機能は一部のGoogle Workspace ユーザー (Workspace Individual、Business Standard、Business Plus、Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus、および非営利団体)に対して今後数ヶ月以内に展開される予定です。

Gmail の新機能

続いてGmailの新機能では、メール作成中にGmailの受信トレイを離れることなく、カレンダーから予定の空き状況を直接共有できるようになりました。メールを受信した側は、メール上から直接時間を指定することでカレンダーの招待を受けることができます。これによって両者とも、Gmail上で会議など予定のやりとりが可能になります。

この機能は今後数週間以内にすべてのGoogle Workspaceユーザーが利用可能になります。

もう一つ、Googleスプレッドシートから差し込み機能を使ってメールを送信する機能が導入されます。

スプレッドシート任意の列をリンクしてメール内に挿入し、最大1500人に一斉にメールを送信することが可能になります。この機能は一部のGoogle Workspaceユーザー(Workspace Individual、Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus の顧客および非営利団体)に展開されます。

最後にGmailのデザインをテンプレートから選択して送信する機能が昨年導入されましたが、これをさらにカスタマイズしたり新規レイアウトで作成する機能が追加されました。また、メールの様々なセクションをドラッグアンドドロップしてコンテンツの配置を変更したり移動できるようになります。メルマガ作成の手間が大きく省け、さらに差し込みまで対応するため、フォローアップがやりやすくなります。

これらの機能は今後数週間以内にWorkspace Individual ユーザーが利用可能になり、今年の後半には他のWorkspaceユーザーにも導入予定となっています。

今回のアップデートについての詳細はGoogle Workspace Blogをご覧ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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