Google は Chrome で利用する Google Meet の ピクチャーインピクチャー(PiP)機能を更新し、これまでよりも多くのことができるようになったことを発表しました。
これまでピクチャーインピクチャーのウィンドウでは、カメラとマイクのオンオフを切り替えたり、会議を終了させることしかできませんでしたが、アップデートによって次のようなことができるようになりました。
- 挙手
- チャットの利用
- キャプションのオン・オフ
- ウィンドウサイズの変更
- レイアウトの変更
これによって画面共有や他の画面へ移動する際の不便さが解消され、使いやすさの向上が期待できます。
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この機能はすでに展開されはじめており、6月23日頃までにすべてのGoogle Workspace ユーザーおよび個人のGoogleアカウントユーザーが利用可能となります。
また、Google Meet でホストしている場合に会議参加者の承認を行いますが、その際に表示されるウィンドウをユーザーパネルに移行したことも発表しています。
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これで会議中に参加者のリクエストがあっても画面が中断されたり他の機能を邪魔せずにリクエストの確認等を行うことができるようになりました。
こちらもすでに展開が始まっており、6月20日頃までには完全に展開される予定です。