現在、ChromebookでSteamのゲームをプレイするためにはベータチャンネルでフラグを有効にする必要がありますが、安定版(Stable)チャンネルでは、これを有効にすることはできません。これはChromeOS Stable におけるSteamの起動をブロックするようなフラグが設定されているからですが、最近の変更によってこのフラグが削除され、Steamが安定版のチャンネルでも表示できるようになる可能性が示されました。
Chrome Unboxed によると、Steamを起動するためにはChromeOS のチャンネルが Beta や Devであるという制限が削除される予定であり、安定版でもフラグを有効にすることでSteamを起動できるようになることを伝えています。
ただし、この変更はつい最近行われたばかりであるため、今すぐの変更ではない可能性があることに注意が必要です。ChromeOS 114のアップデートで反映されれば嬉しいですが、もう少し先になる可能性が高いと思われます。
ChromeOS Stable にこの変更が届けば、BetaやDevに切り替える必要なくフラグを有効にしてChromebookでSteamのゲームをプレイできるようになります。しかし、現状ではChromebookの性能と内蔵GPUでは重たいタイトルはローカルで処理できず、ゲームをプレイするための選択肢は増えてもプレイできるゲームはまだ限られています。
いまのところGeForce NOWやXbox Cloud Gamingを使うことが最適解だと思いますが、今回の変更が外部グラフィックスを搭載したChromebookが登場する予兆だとすれば、面白くなりそうです。