Google は Pixel スマートフォンの通話スクリーニング機能をアップデートし、迷惑電話への対処レベルのオプションを3種類追加したことが報告されました。通話スクリーニング はPixel スマートフォンに搭載された機能の一つで、電話に出る前に相手の名前と用件を確認することができ、迷惑電話や自動音声電話(ロボコール)を自動的にブロックするものです。
これまで Google の電話アプリは、スパムや自動音声電話、発信者通知・非通知からの電話など様々な着信に対して、通話スクリーニングを設定することができました。Android Police によると、この通話スクリーニングに3種類の保護するレベルの設定が追加されたことを報告しています。
このオプションには[Maxmum]、[Medium]、[Basic]の3つがあります。
Googleのデータベースにある既知の迷惑電話のみをブロックする場合はBasic、プラスして迷惑電話の疑いがある電話を選別するMedium、不明な電話番号を含めてブロックするMaximumとなるようです。いまの設定よりも大雑把なになりますが、通話スクリーニング機能の設定の手間を減らせるため悪いことではありません。
現在、電話アプリのバージョン 106.0.534575879 で通話スクリーニング機能のオプションが追加されたようですが、まだ広く展開はされていないようです。通話スクリーニング自体は日本でも導入されているため、この機能が反映される可能性はあります。