AmazonがFireタブレットシリーズの新モデルとして、解像度2000×1200の11インチディスプレイを搭載した「Amazon Fire Max 11」をリリースしました。価格はベースモデルが34,980円、上位セットモデルで52,980円となっています。
このモデルは本体のみだけでなく、別売りもしくはセットでスタイラスペンとキーボード付きカバーを購入することもできます。すでに日本国内でも予約を受け付けており、発売日は6月14日を予定しています。
今までのFireタブレットとの大きな違いは、タブレット本体の素材にプラスチックではなくアルミニウムが使用されていること、電源ボタンに指紋センサーが内蔵されたこと、USI 2.0規格のスタイラスペンとポゴピン接続によるトラックパットとキーボード付きカバーに対応している3点です。
CPUにはMediaTek MTK8188Jチップセット、4GBRAMと64GBもしくは128GBストレージを選択することができます。microSDカードによるストレージ拡張にも対応。良く言ってミッドレンジクラスのタブレットですが、これまでのモデルに比べたらパワフルなタブレットになっています。
OS | Android |
ディスプレイ | 11インチ 2000×1200 |
CPU | MediaTek MT8188J |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 64GB 128GB |
外部ストレージ | microSD(最大1TB) |
リアカメラ | 8MP |
フロントカメラ | 8MP |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 7,500mAh 最大14時間 |
ポート | USB-C ×1 |
その他 | 指紋センサ USI 2.0 スタイラスペン対応 |
サイズ | 259.1 x 163.7 x 7.50mm |
重さ | 490g |
ポゴピン接続できるトラックパッド&キーボード付きカバーだけでなく、USI 2.0規格のスタイラスペンに対応しており、64GBストレージセットで47,980円と考えれば案外アリかもしれません。もちろん必要に応じて本体のみ、ペンとのセット、キーボードとのセットも選択することができます
ただ、Fireタブレットの宿命である Google Play ストア がデフォルトで使えないという問題があります。Amazonアプリストアに代替アプリがあるにしても、例えばGoogle Workspace ユーザーは思い通りに行かないことがあるので難しいところですね。
生産性を向上させる目的のタブレットとは言え、このあたりの使い勝手を考えると「Fire Max 11」も合うユーザーは選ぶ感じですね。Playストアアプリを抜きにしても、トラックパッド&キーボード、ペン対応で11インチのタブレットという点に魅力を感じるのであれば、検討する価値はあると思います。