Samsungは ChromeOS と Samsung Dex を組み合わせて Chromebook 兼 Galaxyスマートフォン ドックとして機能する「DeXBook」と呼ばれるデバイスを開発している可能性が報告されました。
これまでの噂では、SamsungはGalaxyスマートフォン用のドックを開発しており、このドックはDeXを使ってノートパソコンのように使えるようになることが示唆されていましたが、新しい情報によるとこのデバイスには独自のExynosベースのSoCを統合しており、本体のみでChromebookとしても機能する可能性があるようです。
デバイスを外部モニターに接続するとデスクトップのようなインターフェースでAndroidを使うことができます。一方のChromeOSは当ブログで紹介しているとおりですが、ChromeOS と DeXが統合することによって、ユーザーはChromebookとしての機能だけでなくGalaxyスマートフォンを通して最適化されているAndroid(モバイル環境)をシームレスに切り替えることができます。
Samsungはすでにユーザーがアプリを使ってWindowsノートパソコン上でもDeXを実行できるようにしているため、SamsungがChromebookでも同様のことを検討している可能性は高いと思います。
ただ、すでにChromebook上ではAndroidアプリが動作するので本当に必要かどうかは微妙なところですが、Chromebookで動くAndroidアプリには制限があることも事実ですし、うまく組み合わせることで使い方は広がる可能性が期待できます。
現時点では「DexBook」の詳細については明らかになっていませんが、もし事実であればユニークなデバイスになることは間違いないですね。DeXに対応したついでに日本でもChromebook兼用でリリースすれば面白いことになりそうですが、どうでしょうかね。
Source Twitter via Notebookcheck