HPの15.6インチChromebookである「HP Chromebook 15a」に、インテル第12世代プロセッサを搭載したアップグレード版がBest Buyで販売されていることが報告されました。
この新しいモデルは、いずれも8GB RAMを搭載していますが、プロセッサがインテル第12世代のPentium N200またはCore i3-N305を選択することができます。また搭載されるプロセッサによってディスプレイ解像度とストレージが異なっています。
新しい「HP Chromebook 15a」のスペックは次のとおりです。
スペック
ディスプレイ | 15.6インチ 1366×768(Pentium) 1920×1080(Core i3) アンチグレア 250nits |
CPU | Pentium N200 Core i3-N305 |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 64GB eMMC(Pentium) 128GB UFS |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 3.5mm jack |
ネットワーク | Wi-Fi Bluetooth |
Webカメラ | 720p(Pentium) 1080p(Core i3) |
バッテリー | 最大10時間 |
その他 | テンキー付き |
サイズ | 362.7×241.5×20mm |
重さ | 1.73kg |
価格 | 399ドル(Pentium) 499ドル(Core i3) |
サイズと重さ、ポートなどから察するに、昨年の「HP Chromebook 15a」からデザイン面では大きな変化はなく中身の変化のみになるようです。そのため、どちらかと言えばマイナーアップデートに近いものとなります。
違いはディスプレイ解像度、CPUとストレージ、またWebカメラもPentiumは一般的な720pですがCore i3は1080pという点もポイントになります。ただCore i3のストレージがUFSとなっている点が気になります。
価格は、Pentiumモデルが399ドル、Core i3モデルが499ドルとどちらも手頃な選択肢になりますが、どうせならフルHDを搭載するCore i3を選ぶほうが良いと思います。
が、今回の発売は米国市場であり、しかもBest Buyですのでハードルの高さから積極的に購入することはオススメしません。また、これが日本で発売されるかも不明です。とは言え、Pentium N6000を搭載する「x360 14b」の価格を考えると、Pentiumモデルでも8万円くらいで登場すると思われます。なかなか悩ましいところですね。
- Best Buy – HP Chromebook 15a