Chromebook は他のOSに比べても安全性の高さがウリの一つですが、Googleはさらにプライバシーを重視するユーザー向けに、ChromeOSの設定アプリからWebカメラとマイクのコントロールを可能にする項目が追加されます。
この機能は今年後半にChromeOS Stableに追加される予定で、現時点ではリリースまでの明確なタイムラインは示されていません。ただし、ChromeOS Beta Channelではテストのためにすでに利用可能となっています。
機能としては非常に単純で、ChromeOSの設定アプリから[セキュリティとプライバシー]内に[Privacy Controls]という設定画面が新たに追加され、そこからカメラやマイクへのアクセスを有効・無効にするトグルが表示されており、操作することができるものです。
これまではChromeのサイトの設定などから確認する必要などがありましたが、これでOS側から1つの画面で簡単に確認したり変更することができるようになります。
また、アプリがカメラやマイクに初めてアクセスする場合などには通知にアクセスを許可するかが表示され、それをクリックすることで自動的に設定画面のトグルを有効にすることができます。
おそらく、全体的な設定はここから行い、個別のアプリやサイトへの許可はこれまでどおりChromeの[サイトの設定]などから行うことになると思います。