Acerは海外市場向けに14インチChromebookの2023年モデルとして、新しい「Acer Chromebook Spin 714」および「Acer Chromebook Spin 714 Enterprise」を発表しました。
新しいモデルは、CPUがインテル第13世代にアップグレードされ、WebカメラもChromebookでは初となるQHD 2K Webカメラへとアップグレードされています。この他の点では、昨年のモデルから引き続き16:10のアスペクト比を採用した100% sRGBの広色域をサポートする14インチディスプレイ、本体収納可能なUSIスタイラスペン、MILスペックに準拠した堅牢性となっています。
「Acer Chromebook Spin 714」と「Acer Chromebook Spin 714 Enterprise」の2023年モデルのスペックは次のとおりです。
スペック
ディスプレイ | 14インチ IPS 1,920×1200 100% sRGB タッチスクリーン |
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U Core i7-1355U Core i7-1365 vPro(Enterprise) |
RAM | 8GB 16GB 32GB |
内部ストレージ | 128GB PCIe Gen3 256GB PCIe Gen4 512GB PCIe Gen4 1TB PCIe Gen4 |
外部ストレージ | |
ポート | Thunderbolt 4(USB-C) ×2 USB-A ×1 HDMI ×1 3.5mm Audio jack |
Webカメラ | QHD 1440p 2K |
ネットワーク | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.2 |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間 ※30分で最大4時間利用可能 |
その他 | バックライトキーボード MIL-STD 810H準拠 DTSオーディオ [OP]指紋センサ [OP]本体収納式USIペン |
サイズ | 312.6×224×18.05mm |
重さ | 1.37kg |
価格 | 699.99ドル |
自動更新ポリシー | 2030年6月 |
「Acer Chromebook Spin 714」はヒンジが360度回転するコンバーチブルタイプのChromebookで、陽極酸化アルミニウム製ボディを採用し、MIL-STD 810Hに準拠したテストをクリアした堅牢性となっています。性能面ではインテル第13世代プロセッサへとアップグレードされたことで、前モデルより最大10%のパフォーマンス改善をしています。
ディスプレイはsRGB 100%の色域をサポートした14インチディスプレイで、解像度は1,920×1,200と16:10のアスペクト比を採用、タッチ対応とUSIペンをサポートし、オプションで本体収納式USIペンを選択することも可能です。ポートも充実しており、左右側面にThunderbolt 4に対応するUSB-Cポートが1つずつ、左側面にはHDMIポート、右側面にはUSB-Aポートがそれぞれ1つず搭載されています。
さらに本モデルの特長として、WebカメラがフルHD(1080p)を超えるQHD(1440p)を採用している点で、高解像度なだけでなく低照度でも高品質な映像を届けることができます。
この他にはオプションで指紋センサを搭載でき、最大10時間駆動可能かつ30分で最大4時間利用できる急速充電対応、Wi-Fi 6EとBT5.2をサポートするなど、バランス良くまとまっている良機種となっています。
「Acer Chromebook Spin 714 (CP714-2W)」は2023年5月から北米で発売され、価格は699,99ドルから販売されます。昨年よりもベースモデルの価格が50ドル下がっており、より手頃な価格で入手できるモデルとなりました。
昨年モデルの評価も高く、日本での発売を期待されていますがまだ登場していません。新しい2023年モデルの登場に期待したいところですが、こちらもまだ未定です。
詳細についてはAcer公式の製品ページをご確認ください。