米国の教育市場向けにChromebookなどを展開するCTLから、Chromeboxの新モデルとしてインテルの第13世代Core i7を搭載した「CTL Chromebox CBX3」を発売しました。もちろん米国市場におけるリリースとなりますので、日本からの購入は現状ではひと手間以上を掛ける必要があります。
「CTL Chromebox CBX3」のCore i7モデルは8GB RAMと256GB SSDの組み合わせとなっていて、価格は849ドル(定価1,061ドルからの値引き)です。スペックについては次のとおり。
スペック
CPU | Core i7-1355U |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 256GB NVMe |
外部ストレージ | microSD |
前面ポート | USB-A(3.0) ×2 3.5mm Audio Jack microSDカードスロット |
背面ポート | USB-C(DP1.4) ×1 USB-A(3.0) ×2 HDMI 2.0 ×2 Ethernet ×1 |
ネットワーク | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.3 |
サイズ | 148×148×41mm |
重さ | 1.36kg |
自動更新ポリシー | 2030年06月 |
Meet Hardwareなどに採用されるようなCPUは高性能でストレージ容量も多いけど、マルチタスク用じゃないからRAMは控えめ、という構成に似ています。しかしインテル第13世代になったおかげで、普段使いや学校、ビジネスにおける基本的な作業であれば不満なく動作するはずです。さらに言えば、「Chromebox CBX3」はユーザーが後からRAMをアップグレードできるため、手頃な価格でハイエンドChromeboxを手に入れることができます。
とは言え、それでも849ドルですし米国市場のみでの販売です。将来的にAmazonで取り扱いされて直送対応になる可能性もありますが、諸々を考えると日本から購入するには悩ましいところかもしれません。
なお、「CTL Chromebox CBX3」にはCore i7モデルだけでなくCeleron 7305を搭載したエントリー機も用意されています。詳細については以下のリンクからご覧ください。