Fitbitがログインと新しいデバイスの登録にGoogleアカウントが使用するための移行が、今年の夏から開始されることを共有しました。Googleアカウントへの移行計画は昨年に発表され、2023年から段階的に行われていくと伝えられているため、予定通りの進行となります。
これによってFitbitは独自のログインシステムを廃止し、Googleアカウントのみを使用するようになります。
GoogleはGoogle アカウントを使用することでGmailやYouTubeなどと同じくFitbitにも1つのユーザー名とパスワードを使用できることや、プライバシーとセキュリティなどのメリットを挙げています。
例えばセキュリティについては、現在のFitbitの2要素認証(2FA)はSMS経由のみで行われていますが、Googleアカウントを利用すれば複数のオプションを選ぶことも可能です。
また、Googleは「Fitbitの健康データはGoogle広告には使用されず、引き続きGoogle広告のデータとは別に保管される」と伝えています。
なお、既存のFitbitアカウントユーザーはすぐに切り替える必要はなく、2025年まではGoogleアカウントに移行する必要はありません。ただし、新しいデバイスをセットアップしたときにはGoogleアカウントが必要になるため、今後は併用もしくはGoogleアカウントに完全に移行する必要があります。