Googleが昨年のCESで発表していたAndroidデバイスとWindows PCの間でファイルを簡単にワイヤレス共有するためのWindows用 Nearby Share(ニアバイ シェア)ですが、ついにベータ版のアプリをリリースしたことが報告されました。
｢Nearby Share Beta for Windows は android.com から直接ダウンロードできますが、64bitのWindows 10以降で動作するWindows PCであることと、ARMデバイスはサポートされていないことに注意してください。また、現時点では米国および世界の一部の地域(日本は含まれず)で利用可能となっています。
Windows用のニアバイ シェアは、Androidデバイス(スマートフォン、タブレット)とWindows PC間の共有のみがサポートされています。この機能を使うことでAndroidデバイスとWindows PCの間で写真、動画、ドキュメント、オーディオファイル、フォルダ全体を素早くワイヤレスで転送することができます。当然、AndroidからPCへ、PCからAndroidへと双方向の共有ができます。
アプリをダウンロードしてWindows PCにインストールした後、Googleアカウントにサインインして共有設定のカスタマイズを求められますが、アカウントなしでも使用できるようです。なお、Nearby Share BetaはWindowsでアプリを立ち上げたままにしておく必要がありません。
Nearby Shareを使うためには、デバイスがBluetoothとWi-Fiを有効にしておくこと、5m以内にデバイスがあることが条件となります。このあたりは一般的なデバイス間共有と同じですね。詳細については Nearby Share Beta for Windows のページをご確認ください。
WindowsとAndroidスマホを使っているユーザーにはかなり便利な機能になることは間違いないので、日本でも早く試せるようになることを期待しています。
Source: 9to5Google
