MWCより少し早いですが、ノキアブランドを保持するHMD Globalは持続可能性に重点を置いたエントリークラススマートフォン「Nokia G22」をヨーロッパ市場で発表しました。このモデルはiFixitと提携しており、ユーザーが自分でディスプレイや充電ポート、バッテリーを修理するための一連のセットや部品が提供されることが特長です。
「Nokia G22」は100%リサイクル プラスチック製の背面カバー、最大3年間のアップデート保証、さらにバッテリー等が自分で交換可能など、できるだけ長くスマートフォンを使いたいユーザー向けに作られています。なお、自分での交換作業は5〜20分程度かかかるとしています。
「Nokia G22」のスペックについては次のとおり。
OS | Android 12 |
ディスプレイ | 6.52インチ 1200×720 90Hz Gorilla Glass3 |
CPU | Unisoc T606 |
RAM | 4GB (仮想メモリ 2GB) |
内部ストレージ | 64GB 128GB |
外部ストレージ | MicroSD(最大2TB) |
リアカメラ | 50MPメイン 2MP深度 2MPマクロ |
フロントカメラ | 8MP |
ネットワーク | Wi-Fi 5 Bluetooth 5.0 NFC(TA-1528のみ) |
ポート | USB-C 3.5mm Audio jack |
バッテリー | 5,050mAh 20W急速充電 |
その他 | 指紋センサ 顔認証 IP52 |
サイズ | 165×76.19×8.48mm |
重さ | 195.23g |
価格 | 130ポンド / 155ドル (約2.2万円) |
ディスプレイは6.52インチ、解像度は1200×720とエントリークラスらしい仕様ですが90Hzリフレッシュレートに対応しています。SoCもUnisoc T606、4GBRAMと控えめですが、リアカメラが50MPと最近の低価格帯モデルらしい仕上がりとなります。
この他には指紋センサとフェイスアンロック、NFCにも対応しており、IP52防水なども備えています。パーツ交換が可能なことなどから、性能で云々というよりも手頃な価格のスマートフォンを長く使えるなら使いたいという人向けになります。
価格は130ポンド(155ドル / 約2.2万円)となっていて、すでにヨーロッパ市場では販売されています。
- Nokia G22 – Nokia.com
昔ながらの携帯電話って感じで悪くないと思いますが、日本で発売されることはまずないので残念ですね。あとNokiaもハイエンドフラッグシップモデルよりエントリーからミッドレンジクラスを中心にリリースする計画をしばらく継続するので、「Nokia 9」のようなデバイスをもう一度見てみたいです。