Androidスマートフォンでウィジェットなどに表示されるGoogleの「天気」情報ですが、これは厳密にはアプリではなく、Google アプリで天気情報を検索するためのショートカットのような存在です。そのためアプリのアップデートなどで単体の更新を受け取ることはなく、これまでずっと同じUIを使用しています。そのため、スマートフォンのダークモードを有効にしていても、天気情報だけはそれが反映されず明るい背景で表示されていました。
今回の情報によると、多くのユーザーがGoogleアプリの天気で、ダークテーマが反映されていることを報告しています。明るい背景が濃いダークグレーに置き換えられ、自動的に表示されるようになったようです。今日と明日の天気予報を表示するページのイラストは明るいままですが、それ以外にはダークモードが反映されています。
この表示はスマートフォン本体のダークモード設定と連動しているため、スマートフォンでダークモードのオンオフを時間指定していれば、それに合わせてライトモードとダークモードの切り替えができるようです。
Googleの天気情報をダークモードでも活用したいと考えているユーザーには嬉しい変更点かと思います。しかし、現時点ではGoogleアプリのベータ版(14.8.8)で表示され、Pixelスマートフォンのみで反映されているようです。また、これが正式に実装されるかどうかはわからず、9to5Googleによるとバグの可能性も指摘しています。
Googleアプリを介した天気情報を表示させるというのはPixelスマートフォンに限った話ではないので、Pixelだけで利用可能というのは確かに不自然ですね。筆者としては天気もダークモードに対応してほしいところですが、果たしてどうなることやら。
via Android Police