Androidスマートフォンでは、Wi-Fiの認証情報を共有するときに便利な機能として、Wi-Fiの認証情報をQRコードとして表示する機能があります。
このQRコードはスクリーンショットを撮って共有することもできましたが、Android 13 QPR2になってから共有用のQRコードが表示されている画面をスクリーンショットできなくなったことが報告されました。
これはGoogle Issue Trackerに上がった情報をMishaalRahmanがTwitterで紹介したもので、Wi-Fi共有画面をスクリーンショットしようとしても空白の画面しか表示されなくなるというものです。
残念ながらこの現象はバグなどではなく、Googleのエンジニアが意図して行った変更であり修正される可能性はないと返答されています。セキュリティやユーザー保護の観点から変更されたようです。
平文でパスワードを表示しておくよりQRコードを使って共有するほうがわずかに安全で、QRコードを読み取ることでパスワードを手動入力するという手間を省くことができます。
例えば、自宅やオフィスなどで印刷物としてW-Fiネットワークの共有用QRコードを作成する場合などに便利な機能だったと思いますが、今後は他のツールや方法を使うしかないようです。
Source: Twitter via Android Police