Googleがリリースを計画しているAndroidタブレット「Pixel Tablet 」は、付属の充電ドックに接続するスマートディスプレイとしても使用できるようになります。
今回、ドックに接続しているときのディスプレイの表示方法などを設定できる「ハブ モード (Hub mode)」と呼ばれる設定項目がAndroid 13 QPR2 Beta 3のアップデートによって追加されていることが報告されました。
ただし、実際には昨年の最初のAndroid 13 Developer Previewにすでに存在したようですが、その後に消えていたようです。また、この機能にアクセスするためには非表示のフラグを有効にする必要があるとしており、Android 13 QPR1 Beta 3にしたからといって確認できるものではないようです。
このメニューはPixel Tablet やその他のサポートされているデバイスのみに表示され、設定アプリでは2番目の位置に表示されるようです。
設定項目では、スクリーンセーバーの種類やAt a glance(スナップショット)で表示する内容、ロックスクリーン時に通知する内容といった項目があります。
ロック画面でのオプションを選択できることから、ハブ モード中はロック画面でも簡単に機能などにアクセスできるようになる可能性もあるかもしれません。
また、「Pixel Tablet」がCastの対象としても機能できることが確認できますので、平常時はAndroidタブレットとして使い、充電ドックに置くことでスマートディスプレイとしても使えるという事前情報どおりの挙動になることが確実です。
これら機能面の開発状況から、Google Pixel Tabletは2023年5月に正式発表される可能性が高いものの、発売が同時になるかはまだわかりません。少なくともAndroid 13 QRP2 が3月に安定版をリリースする予定であるため、Google I/Oの直後に発売されるという可能性も低いものではなさそうです。
Source: Android Police