ここ数日、教育市場向けChromebookの新モデルが各メーカーから発表されていますが、AcerとLenovoに続いてHPも新モデル「HP Fortis x360 G3 J Chromebook」を発表しました。今回発表されたモデルは昨年教育市場向けとして新たにラインナップに加わったHP Fortis Chromebook シリーズで、そのアップデートとなります。
なお、昨年には14インチの「HP Fortis 14 G10 Chromebook」というモデルもありましたが、今年は11.6インチ「HP Fortis x360 G3 Chromebook」の1モデルのみとなります。
現時点で明らかにされている「HP Fortis x360 G3 Chromebook」のスペックは次のとおりです。
スペック
ディスプレイ | 11.6インチ IPS 1366×768 タッチ対応 |
CPU | Celeron N4500 Celeron N5100 Pentium N6000 |
RAM | 4GB 8GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC 64GB eMMC |
外部ストレージ | – |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 3.5mm Audio jack |
Webカメラ | 720p [OP] 5MP WFカメラ(AF) |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5 |
バッテリー | 最大11時間 |
その他 | 防滴キーボード MIL-STD 810H |
サイズ | – |
重さ | 約1.47kg |
タッチスクリーンに対応した11.6インチのIPSディスプレイを搭載し、360度回転するヒンジを採用したことを除くと、昨年のモデルとかなり似ています。ただし、CPUが昨年はSnapdragon 7cを搭載していましたが、今年はインテルのCeleronとPentiumから選択できるようになっています。
MILスペックに準拠した堅牢性や防滴キーボード、オプションでAF対応の5MPワールドフェイシングカメラ(キーボード側にあるカメラ)など、教育市場向けのChromebookとしてはスタンダードとも言えるモデルです。ただ相変わらず1.47kgと重たいのがネックでしょうか。
このChromebookは米国で339ドルからの価格で販売され、今月から発売されるとしています。
日本の教育市場では「Fortis」シリーズの名称でChromebookは展開されておらず、昨年リリースされたモデルも展開されていないようなので、現状では国内展開があるかどうかは微妙です。
Source: Chrome Unboxed