教育市場向けとしてGoogleのChromeOS Flex を搭載した新しい電子黒板「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」が2023年2月より販売されることが発表されました。
この電子黒板は、さつき株式会社が取り扱う「MIRAI TOUCH」がGoogleの認証を取得したデバイスで、ChromeOS Flexを搭載したことによりGoogle Workspace for Educationを利用することができる点が特長です。
「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」はChromeOSと同等の管理機能等を備えているため、電子黒板ながらGoogle Workspaceの各種アプリケーション利用はもちろん、管理コンソールによるデバイスやポリシー設定、さらにAndroid OSとChromeOSを切り替えて使うことも可能です(デュアルOS)。
ChromeOSに準じるためセキュリティ機能やOSの自動アップデートにも対応し、Google認定デバイスのため正式なサポートを受けることができることも強みとなっています。
本体には実物投影機能が搭載され、内蔵カメラで撮影した情報(ノートやテキスト)などを画面に映すだけでなく、Google Keepを利用してテキストのデータ化(OCR機能)を行うことも可能です。
またマイクも内蔵しているため、そのままGoogle Meet や Zoomといったオンライン会議に参加できるだけでなく、音声入力機能を利用して発言内容などをGoogleドキュメントに移し大画面で共有できるといった使い方もできます。
ChromeOS Flexで動作することによって、様々な機能やデジタル教科書を利用できるだけでなく、Google Workspaceの管理対象として電子黒板を含めることができるようになったことが「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」の大きなポイントとなります。
2021年の報告では教育現場においてGoogle ChromeOSのシェアはおよそ43%、自治体などではGoogle Workspaceの利用が6割を超えるなど、学校以外においてもGoogleのサービス利用者は多いため、教育市場以外でも活躍が期待できるデバイスだと思います。
詳細については「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」の製品ページをご覧ください。