MediaTekはChromebook向けとして新しいKompanioチップセットとなる、Kompanio 520とKompanio 528を発表しました。これら2つのチップセットはエントリークラスのChromebookを対象としており、パフォーマンスの向上だけでなくバッテリー駆動時間を向上をさせたチップとなります。
プレスリリースによると、Kompanio 520とKompanio 528は電力効率の強化、高速性能、信頼性の高い接続性を備え、どちらもオクタコアCPU内に2つのArm Cortex-A76コアを採用し、アップグレードされたデュアルコアグラフィックスエンジンとスムーズかつ応答性のパフォーマンスを提供するとしています。
Komapnio 520は最大2GHz、Kompanio 528では最大2.2GHzで動作するとともにバッテリー消費が最適化され、高効率のメモリとストレージオプションの組み合わせ、Wi-Fi 6のサポート、画像処理プロセッサのアップデートで最大32MPカメラをサポート、フルHD/60fpsの動画撮影にも対応します。また、どちらもフルHD+ディスプレイに対応し、高解像度の外部モニター出力やデュアルモニターにも対応します。
・Arm Mali G52 MC2 2EE
・最大周波数3,733MHzのLPDDR4xメモリ
・ハードウェアコマンドキューを備えたeMMC 5.1ストレージ
・Hi-Fi 5 DSP
・2,560 x 1,200（60Hz）表示対応、1,920 x 1,080（60Hz）外部モニター表示対応
・1,920 x 1,080（60fps）ビデオエンコーディング
なお、Kompanio 520および528を搭載するChromebookは、2023年上半期までに発売予定となっています。
