Googleは本日、Android 13を実行しているサポート対象のPixelスマートフォンに対し、2022年11月の毎月のソフトウェアアップデートを提供したことを発表しました。キャリアとデバイスに応じて本日から来週にかけて段階的にアップデートが展開されます。
このアップデートは安定版(Stable)のアップデートですが、今朝記事でお伝えしたようにベータ プログラムに参加しているデバイスにはAndroid 13 QPR1 Beta 3.1へのアップデートもリリースされています。
今回の2022年11月のアップデートには、Pixelユーザー向けのバグ修正と改善が含まれ、公式の投稿では以下のような変更が加えられています。
バッテリーの充電
- 特定のアプリのインストール中に消費電力が増加する問題を修正
ディスプレイとグラフィック
- 特定の条件下で緑色のディスプレイがちらつくことがある問題を修正
- 特定の条件下で熱性能を改善するためのディスプレイ消費電力の最適化
システム
- 特定の編集機能を使用すると、写真アプリがクラッシュすることがある問題を修正
バッテリーの充電に関しては、主に「Pixel 6」シリーズ(6a含む)を対象としており、それ以外のディスプレイとグラフィック、システムに関しては「Pixel 7 / 7 Pro」が対象となっています。
なおソフトウェアアップデート自体は以下のデバイスすべてが対象です。
- Pixel 4a: TP1A.221105.002
- Pixel 4a (5G): TP1A.221105.002
- Pixel 5: TP1A.221105.002
- Pixel 5a (5G): TP1A.221105.002
- Pixel 6: TP1A.221105.002
- Pixel 6 Pro: TP1A.221105.002
- Pixel 6a: TP1A.221105.002
- Pixel 7: TD1A.221105.001
- Pixel 7 Pro: TD1A.221105.001
過去に「Pixel 7」シリーズで報告されているスクロールの問題について変更はありませんが、Redditユーザーの報告ではアップデート後に改善している可能性があるようです。またディスプレイの消費電力の問題も過去に報告されており、これが解決されたことで屋外で使用時のバッテリー消費が解決していることを期待します。
2022年12月にはPixelスマートフォンに対して新機能などを含むアップデート(Feature Drop)が行われますので、こちらも期待したいところですね。バグさえ起きなければですが。