マイクロソフトのクラウドゲーミングサービスであるXbox Cloud Gamingが、Chromebookなどからブラウザ(PWA)版をプレイしたときのパフォーマンスを改善したことが数日前に報告されました。
ChromebookなどChromeOSデバイスにおけるクラウドゲーミングサービスの選択肢の一つとしてXbox Cloud Gamingがありますが、ブラウザ版でプレイしたときに解像度を含めいくつかの制限があったものの、これが解消されています。
まず、これまでは解像度が720pに制限されていましたが、PWAのアップデートによってついに1080p解像度をサポートしました。またレイテンシーも大幅に改善されたことで、過去に720pにおけるプレイでも報告されていたカクツキの問題が、1080pに関わらず解消されているとしています。加えて、プレイ時の安定性も改善しており、例えば画面反転時の謎の挙動やネットワークの警告などが発生しなくなったようです。
ようやく安定したプレイが可能になってきたと言うところですが、使いやすさと対応面ではNVIDIAのGeForce NOWが一歩先を行っている印象です。ただ日本国内においては、上位のRTX 3080プランがないことで1600p/120fpsサポートはされておらず、今回のXbox Cloud Gamingのアップデートによって両者の差はそこまで差がなくなりました。
Chromebookでは、国内でもASUSがクラウドゲーミング向けChromebookをリリースしましたのでサービス側も含めて今後に期待したいですね。