Googleはここ数ヶ月の間、Wear OSのバックアップ機能について取り組んでいますが、Playサービスの最新バージョンでは「アプリ データ」、「デバイス設定」、「ウォッチフェイスとタイル」が対象になることが明確になったことが報告されました。
バックアップされるのは、例えばウォッチフェイスのスタイルや色、左右スワイプ時のWear OS タイルの順番、Wi-Fiのパスワードとアクセス許可(デバイスの設定)、サードパーティ製のアプリとの連携などが含まれているようです。
Wear OSのバックアップは、ウォッチがオンで電源とWi-Fiに接続されている場合に自動的に行われるようで、スマートウォッチの設定アプリもしくはスマートフォンのアプリで管理できるようになります。なお、バックアップにはGoogle Oneストレージが使用されるとしています。
なお、7月にWear OS向けにリリースされたGoogle Walletですが、新しいバージョンからは電話アプリのようにスマートウォッチ側のWalletアプリが公共交通機関や予定、フライトなどのアラートを通知できるようになる可能性が示唆されています。これに関しては、まだPayのままの日本ではあまり恩恵はありません。
ともかく、スマートウォッチのバックアップがうまく機能してくれるようになれば、問題が起きたときに初期化したあとの手間などが多少は省けるようになりますので、期待しています。
Source: 9to5Google