Nvidiaが提供するGeForce NOWにいくつかの新機能が導入され、ChromebookやChromeブラウザでも最大1600pおよび120fpsでのゲームストリーミングに対応しています。ただし、この機能はGeForce NOWのRTX 3080対応版にサブスクリプションしていないと利用できないため、記事執筆時点では日本でこの環境でプレイすることができません。
Google独自のクラウドゲームストリーミングプラットフォームStadiaは終了してしまいましたが、NvidiaとGoogle(Chromebook)は連携を強化しており、例えば先日発表されたクラウド ゲーミング向けに構築された最初のChromebook (Acer Chromebook 516 GE、ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip、Lenovo Ideapad Gaming Chromebook)にはプリインストールされています。
さらに新しいChromeOSの機能により、GeForce NOW ですぐにプレイできるゲームを簡単に見つけることができるようになっています。
なお、Chromeブラウザを利用したゲームプレイが対象となるため、Chromebookに限らずWindowsやmacOSのChromeでも最大1600pや120fpsをサポートしました。加えて、RTX 3080サブスクリプションのメンバーであれば、Windows および macOS ネイティブ アプリの GeForce NOWを使うことで追加のゲーム ストリーミング解像度、3456×2160 (16:10)や最大 60 フレーム/秒でプレイすることも可能です。
残念ながら現時点では日本におけるGeForce NOWのRTX 3080プラン登場は未定となっていますが、これが登場すればゲーミングChromebookという存在も価値は増してくると思いますので、期待したいところです。