Googleは新しい「Google Nest Wifi Pro」や第2世代の「Nest Doorbell Wired」の発表とともに、「Google Home」アプリの大幅な刷新も発表し、将来的にスマートホームデバイスをコントロールするために、より自由にカスタマイズ可能なインターフェースを提供することを明らかにしました。
ただ、現時点では新しいデザインのGoogle Home アプリを利用することはできませんが、年内には展開されるとしており、追加される新機能などの紹介を行っています。
新しいGoogle Home アプリでは、ホーム画面として「お気に入り」というタブが配置され、頻繁に使うスマートホームデバイスやアクション、自動化(ルーティン)などを表示することができます。
また、お気に入りタブでは下部にメディアコントロールも表示されたり、上部にはカルーセルでカメラ、照明、気候、Wi-Fi のカテゴリ別にグループ化されたボタンも表示され、該当するデバイスにアクセスしやすくなっています。なお、カテゴリ別にグループ化されたビューはスペースと呼ばれます。
来年にはカスタマイズ可能なオプションを備えたカスタムスペースも追加され、互換性のある全てのデバイスをグループにして、ユーザーが自由にスペースを作ることができるようになります。
この他には自動化(ルーティン)の高度な設定が可能になり、来年には新しいスクリプトエディターもリリースする予定となっています。また100を超える新しい新機能も提供するとして、ホームデバイスを使った自動化がやりやすくなります。
Wear OSとGoogle Home アプリの連携についても触れられており、来週中にWear OS 3デバイス(Pixel Watchとの連携のため)に展開される予定となっています。さらにWeb版Google HomeでNest カメラとドアホンの映像を全て表示できるようになることも伝えています。
詳細については、Google公式ブログをご覧ください。