GoogleはAndroid 13をリリースしたばかりですが、当然のことながらGoogleは更にその先のAndroid 14の開発に取り組んでいます。最新の報告によると、Android 14では新しい動画エンコード方式のAV1コーデックが全てのデバイスで必要になるとしています。また、Android 14では一部のデバイスが64bitのみのアプリケーションをサポートするようです。
技術的な詳細については他メディアを参照いただければと思いますが、新しいエンコード方式の採用は効率的かつサービスの利用帯域幅を節約することにもつながるため、全てのデバイスでAV1をサポートすることは問題ではないと思います。すでにYouTubeでは一部AV1を使用しているようです。
もうひとつ、Android 14で動作するデバイスが64bitのアプリのみをサポートするという点で、これについては「Google Pixel Tablet」が64bitのみのサポートになるというウワサもすでに登場しています。
Appleは2017年に実施しているためGoogleは遅れていると言えますが、Androidも最新アプリのほとんどが64bitで動作するように更新されているため、ユーザー側に大きな影響はほぼありません。ただ、更新されていない古いアプリやゲームなどは機能しなくなる可能性があります。少なくともGoogleは将来的に32bitアプリケーションを廃止する方向で動いているようです。
まだ先の話ですが、Android 14に今後どのような変更が加えられていくことになるのか気になるところです。
Source: esper, Android Police