ChromeOSにも企業または学校でChromeOSデバイス向けとして、長期サポート(LTS)チャンネルが用意されていますが、このLTSチャンネルのバージョンが96から102へとアップデートされることが公式ブログで発表されました。
現在、Chrome OS LTSを利用していてバージョンが固定されていない場合、デバイスはChromeOS LTS 96 から ChromeOS LTS 102 へと自動的にアップデートされます。
本来、ChromeOSのStableチャンネルでは、4週間毎にOSのフルアップデートがリリースされ、セキュリティ修正やソフトウェアのアップデートなどマイナーなアップデートは2週間毎にリリースされています。
しかし、企業や学校などでは頻繁にアップデートされることが悪影響を与えることもありますので、長期サポートチャンネルを選択することでStableよりもリリースサイクルが遅くなり、機能が更新されるタイミングが6ヶ月に1回のみとすることが可能です(セキュリティに関する修正は頻繁に行われてる)。
現在、LTS 96のデバイスがLTS 102へとアップデートされていますが、段階的なロールアウトが行われるため、すべてのデバイスがアップデートされるにはしばらく時間がかかるとしています。
今回のLTSチャンネルのアップデートについてはGoogle公式ブログを、LTSチャンネルそのものの詳細についてはGoogleの公式ヘルプをご確認ください。