ASUS JAPANが国内法人向けとしてインテル第10世代Core i3およびCore i5を搭載する「ASUS Chromebox 4」の2モデルを新たに発表しました。これらChromeboxは2022年9月16日(金)から販売開始予定となっています。
「ASUS Chromebox 4」は、日本では昨年4月にコンシューマー向けとして発表されており、あちらはCeleorn 5205UとCore i7-10510Uを含む4モデルの展開となっています。
今回発表された法人向けモデルは中間の2モデルとなりますが、当時実機レビューをした身としては、法人ではCeleronだと性能面で厳しく、Core i7は申し分ないもののコスト的な問題はあると感じています。ですので、今回法人向けの2モデルはバランスの取れた良い展開かと思います。
今回発表された2つのChromeboxのスペックは以下のとおりです。
スペック
CPU | Core i3-10110U Core i5-10210U |
RAM | 8GB DDR4-2666 |
内部ストレージ | 128GB M.2 NVMe PCIe 3.0 SSD |
外部ストレージ | microSD |
前面ポート | USB-A(3.2) x2 イヤホンジャック x1 microSDスロット |
背面ポート | USB-A(3.2 G2) x3 USB-C(3.2 G1) x1 HDMI 2.0 x2 Ethernet(RJ45) x1 電源(DC)ポート |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.1 |
サイズ | 148.5×148.5x40mm |
自動更新ポリシー | 2028年6月 |
プレスリリースのスペックシートを確認したところ、Core i3かi5とCPUが異なるだけで、他の構成は共通しているようです。
据え置き機として、負荷のかかる作業ではなく一つの画面を表示することの多い(KIOSK用途など)場合には、Core i3でも問題ないと思います。しかし、複数のウィンドウで並行して作業をするような場合にはCore i5モデルを選択するほうが無難です。
最近はChromebookが中心となっていましたのでChromeboxも登場するのは嬉しい反面、最新モデルではない(すでにある製品の法人向けという意味)のが残念でしょうか。
なお、コンシューマー向けはAmazonや楽天等でも販売されていますが、法人向けとして興味のある方はメーカーに直接お問い合わせください。
コンシューマーでも仕事に利用したり、より快適に使用したければCore i3以上のCPUを選択することをオススメします。