オンライン会議システムで話題となったZoomが、さらにメールとカレンダーのアプリの開発に取り組んでいるとされ、情報によれば年内にリリースする可能性があると報告されています。
Zoomは過去2年間をこれらの開発に費やしてきたようです。社内では「Zmail」および「Zcal」と呼ばれるアプリケーションは、タイミング的に11月に開催予定のユーザーカンファレンス Zoomtopia 2022で発表する可能性があるようですが、公式からのアナウンスはコメントはないようです。
オンライン会議サービスとカレンダー、メールはたしかに相性の良いサービスですが、すでにGoogleやMicrosoftが幅を利かせている領域でもあるため、どこまで踏み込めるか次第でしょうか。本来は様々なサービスと連携することがベストのような気がしますが、Zoom側もユーザーを囲い込むために手を広げたいと考えたかもしれません。
筆者としては、Zoomがカレンダーやメールにも展開することは野心的で良いと思いますが、如何せんメインデバイスのChromebookでZoomのPWAがイマイチ安定しないなどの不安要素が大きく、新しいサービスも正直心配です。このあたり、既存サービスも含めて改善していってくれればありがたいのですが。
Source: The Information, The Verge