Fitbitは予告通り、3つの新しいウェアラブルデバイスを海外で発表しました。このうち2つは事前の予想どおり前モデルよりハードウェアやソフトウェアなどがアップグレードされたスマートウォッチ「Versa 4」と「Sense 2」、もう一つはフィットネストラッカーの最新モデル「Inspire 3」です。
Sense 2 と Versa 4
デザインを再設計した「Fitbit Sense 2」は、前モデルから10%薄く、15%軽量になり、側面にはクリック式の物理ボタンが搭載されました。この点に関しては過去のプロトタイプ写真でリークされていたものと同様です。
心拍数や皮膚温度、皮膚電気活動(EDA)などを測定してストレスレベルをチェックしたり、血中酸素濃度の測定機能も備えています。またEDAは前モデルのように手動で測定するのではなく、自動で(連続して)測定できるようになっています。バッテリーは使用状況にもよりますが「6日以上」とされています。「Sense 2」の価格は299.95ドルから。
「Versa 4」も基本的には前モデルと同じ立ち位置で、「Sense 2」の廉価バージョンという認識で問題ありません。新しい物理ボタンやデザインなどは似ていますが、価格を抑えるためにいくつかの機能(ECG、EDAなど)をサポートしていないかわりに、価格は229.95ドルからとなっています。
なお、今回どちらのモデルも非接触決済用のGoogle Walletとナビゲーション用のGoogleマップをサポートしており、AndroidスマートフォンとのセットアップがスムーズにできるようFast Pairのサポートもしています。
Fitbit Inspire 3
上の2つのモデルと比べてさらに機能は限定されますが、心拍数や睡眠モニタリング、フィットネス、血中酸素濃度の測定といった基本的な機能は搭載されています。もちろんスマートフォンからの通知もサポートしていて、バッテリーは最大10日間、価格も99.95ドルと手頃で手軽なことがウリのアクティビティトラッカーです。
なお、これら3つのウェアラブルデバイスは、日本でもすでに公式ストアでは新登場モデルとして予約注文を開始しており、「Sense 2」と「Versa 4」はSuica対応であることも明記されてます。詳細については公式サイトをご覧ください。