これまで様々なハブや充電機器、バッテリーをリリースしているメーカー Hyper(Hyperdrive)は、電源を本体に内蔵してケーブル一本で使用可能なThunderbolt 4搭載のハブ「HyperDrive Thunderbol 4 Power Hub」について、Kickstarterで出資を募っています。
一般的にこの手のハブは本体が小さくても電源が大きいという問題がありましたが、この新しいハブは本体に電源を統合しているため、「Mac mini」のように電源ケーブルを直接コンセントにさすだけで場所を取らずに使用することが可能です。
名前のとおり、Thunderbolt 4(USB-C)ポートが全面に4つあり、一つはノートパソコンへ余裕を持って給電できる最大96W出力可能となっていて、残り3つ15W出力となっています。いずれも最大40Gbpsの転送速度となっています。
また、2つの6Kディスプレイを60Hzで動作させることもできるとしています。ただ、給電の出力はゲーミングPCやMacBook Pro 16インチだとやや不足しますが、それ以外のノートPCであればほぼ問題はないかと思います。
「HyperDrive Thunderbolt 4 Power Hub」の販売価格は299ドルとなりますが、Kickstarterで早期出資であれば40%オフの179ドル(2022/08/02 10:08 現在)で入手可能となります。とは言え、単純なThunderbolt 4 ハブとして考えると本体&電源がコンパクトになっただけでそれなりのお値段はしていると思います。
このハブは11月頃に出資者に対して提供される予定となっていますが、過去に実績があるとはいえクラウドファンディングなのでリスクは残されている点に注意が必要です。