この秋にリリースされるかどうかはまだわかりませんが、FCC(米国連邦通信委員会)に新しいGoogleデバイス「G28DR」が登場し、これがワイヤレスデバイスとして登録されていることが明らかになりました。
米国ではWi-FiやBluetoothなどの通信技術を搭載した製品を販売するためにはFCCの承認を得る必要があり、Googleもここを通過しなければいけませんが、細かい詳細などはリリース時期まで一般公開されることはありません。
今回登場した「G28DR」も同様ですが、新しいGoogleデバイスにはBluetoothとWi-Fi(Wi-Fi 5 5GHzを含む)の使用が認定されていて、NFCやUWBなどの他の通信技術は搭載されていないことがリストからわかっています。また別の資料ではこのワイヤレスデバイスに3.65Vのバッテリーが搭載されていることも示されています。
この時点で、少なくともPixelスマートフォンのようなデバイスでもなく、Chromecastのようなモデルでもないと予想されます。一番近いモデルとして予想されるのはNest Camシリーズとなりますが、現時点の情報からはどのデバイスかを特定するのは困難なようです。
あるいは別のシリーズの、全く新しいデバイスになる可能性も指摘されていて、例えばGoogle StadiaのコントローラもWi-FiとBluetooth、バッテリーを搭載しているため、今回FCCに登場した内容に合うデバイスとなります。
いずれにせよ、はっきりとNestシリーズの新製品となるかはわかりません。FCCの資料からは今年の後半にリリースされる可能性があることが示されているものの、これが恒例の10月に発表されるかどうかは不明です。
Source: 9to5Google